ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058875
交通部観光局は21日、中国人の観光ツアーの違反を厳しく検査する「観光検査隊」を立ち上げた。24人体制で検査件数を6,000件まで3倍に増やし、検査率を2%から5%に引き上げ、台湾観光の質向上を図る。22日付工商時報などが報じた。
観光局は、中国人ツアーに多い違反は、▽自由旅行者として入境後、実際は団体ツアーとして繰り出す「ニセ自由旅行」▽統一発票の発行漏れ▽ツアー行程変更の届け出漏れ──がワースト3で、中国人添乗員のガイド兼任なども重点検査項目だと指摘した。
謝謂君局長は、年初来の中国人ツアー客は前年同期比11.07%減少したが、全体は3.4%増えており、自由旅行者の増加がうかがえると指摘した。中国人観光客には総量規制を敷き、質の高いツアーや自由旅行を優先して受け入れると説明した。行政院は先日、中国人自由旅行者の受け入れ枠を1日4,000人から5,000人に引き上げるなどの観光振興策を打ち出している。観光局の予測によると、2018年の訪台外国人旅行者は延べ1,230万人に増える見通しだ。
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