ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058876
コンビニエンスストアのソフトクリーム販売本数が今年は大きく落ち込んでいる。ピーク時には1店舗1日当たり200本売れていたのが、約30本まで減少した。24日付自由時報が報じた。
ブームの火付け役となった全家便利商店(台湾ファミリーマート)は2013年3月にソフトクリームの販売を開始し、現在約1,700店舗で取り扱っている。一時は来店客の8割がソフトクリームを購入し、1日で1,000本売れた店舗もあったという。
統一超商(プレジデント・チェーンストア)が展開するセブン−イレブンは13年10月末に追随し、現在約1,010店舗で販売している。北海道産の生乳を100%使用するなど原料にこだわり、ファミリーマートと差別化を図った。ピーク時は1店舗で1日2,000本が売れた。
ファミリーマートとセブン−イレブンの昨年ソフトクリーム売上高は、それぞれ10億台湾元(約37億円)以上だった。
コンビニ業界関係者は、ソフトクリーム市場は停滞期に入ったと指摘した。昨年の売れ行きが良かったため、今年は前年比マイナス成長に転じた店舗も出ており、商品開発力とブランド知名度が今後の勝負の分かれ目になると予想した。
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