ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058877
大手書店チェーン、金石堂書店の忠孝店(台北市忠孝東路四段)が明日25日に閉店し、30年の歴史に幕を下ろす。書籍販売が落ち込む一方、店舗賃貸料は高騰し、過去3年は赤字状態だった。店舗面積を縮小し、文具店への転換を図ったが、かえって業績が悪化し、閉店を余儀なくされることになった。22日付聯合報が報じた。
時代の流れでやむを得ないかもしれないが、本の愛好家にとって繁華街から老舗書店が消えるのが寂しいことだろう(23日=YSN)
ただ、楊宏栄同社総経理は、東区商圏を重視する姿勢に変わりはなく、商圏内の別の場所に200坪規模の新店舗を改めてオープンさせたいとの考えを示した。
忠孝店は金石堂の4店舗目として1985年にオープンし、東区商圏を代表する書店として最盛期は3フロア300坪の面積を誇り、多くのイベントが開かれ賑わった。
なお、同社はオンライン書店の業績は毎年3割の成長をみせている。特に香港での展開が好調で、書籍をコンビニエンスストア、OK便利店400店以上の店舗で受け取れるサービスが好評を得ている。楊総経理は、今年香港でのオンライン書店事業の業績は30%成長すると予想した。
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