ニュース 機械 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058883
工作機械大手の友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は23日、ドイツの同業MAGグループ傘下の工業自動化システム事業の買収に成功したと発表。これにより同グループは自動車工場・生産ライン向け自動化設備で世界最大のサプライヤーとなると宣言した。24日付経済日報が報じた。
朱総裁は今回の買収に投じた金額については明らかにしなかったものの、2年前にMAGグループが年間売上高約3億米ドルの航空宇宙事業を1億8,000万米ドルで売却しており、工業自動化システム事業の年間売上高は約6億米ドルに上ることから買収額は3億米ドルを上回るとみられている。
なおフェアフレンドは同時に、スイスのロータリートランスファーマシンメーカー、フィフナー社も買収しており、年初に買収した韓国のDMCを合わせ、同グループは今年、売上高規模が230億台湾元(約850億円)増加する見通しで、朱総裁は「当グループは既に金属切削工作機械業界でDMG森精機、ヤマザキマザックに次いで世界3位に躍進した」と強調した。
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