ニュース 電子 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058889
23日付工商時報が外電の報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業が経営再建中のシャープと液晶パネル事業について提携交渉を行っていることが分かった。シャープが液晶パネル事業を分社化後に鴻海の出資を受け入れたり、堺ディスプレイプロダクト(SDP、旧シャープ堺工場)のシャープ持ち株を鴻海に売却する可能性があるとの報道に対し、鴻海はノーコメントとした。
証券会社は、2012年3月に発表した資本・業務提携は、鴻海がシャープの経営参画にこだわり破談となったが、今回の提携交渉は成功する可能性が十分あるとみている。
シャープは中国経済の減速などで、今年4~6月期の純損失が339億円、液晶パネル事業の営業赤字は137億円に上った。10月1日付で液晶など5事業を分社化する予定で、その後、資産査定や出資交渉を行うとみられ、交渉相手として鴻海以外にジャパンディスプレイ(JDI)の筆頭株主、産業改革機構の名が挙がっている。液晶パネル事業の売却額は5,000億円以上と予想されている。
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