ニュース 電子 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058890
24日付蘋果日報によると、液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が補助業務に当たる間接労働者(IDL)の6%を削減するとの市場観測が出ている。しかし、観測に対し同社は「いかなる削減も計画していない」と否定。「競争力確保に向け、生産工程の改善と革新と同時に工場拡張を進めるため、積極的にエンジニアの募集を行っている」と強調した。
イノラックスは現在、台湾においてIDLおよび生産業務に当たる直接労働者(DL)合わせて3万人余りを抱えており、うちIDLは8,000〜9,000人を占める。このため削減観測が事実とすれば、500〜600人が影響を受けることになる。ただ同社では現在、各部署に現在の人員体制に対する見直しを要求している段階で、削減の実施は未定だとされる。
なおイノラックスは今月26日〜28日に開催されるタッチパネル・光学フィルム展示会「タッチ台湾2015」で、ハイエンド・モバイル端末向けタッチパネルを展示する予定で、特にスマートウォッチなどウエアラブル(装着型)端末向け円形パネルシリーズが注目を集める見通しだ。
同社は昨年以降、モトローラおよび華碩電脳(ASUS)のスマートウォッチ向けパネルを相次いで受注している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722