ニュース 社会 作成日:2015年8月25日_記事番号:T00058895
台南市では24日、デング熱の感染例が154例増え、累計1,974例となり、6年前の流行時の1,803例を超えた。市民や政界関係者からは台南市政府の感染防止策が不十分だとする不満の声が上がっている。25日付中国時報などが伝えた。
台南市政府は、デング熱の感染状況を毎日発表している(24日=中央社)
蘇煥智・元台南県長は24日、自身のフェイスブックで下水道がデング熱を媒介する蚊の発生源になっていると指摘した。
蘇元県長は「台湾には汚水専用の下水道が不足しており、雨水と汚水が下水道で混ざっている。下水道の清掃には特殊な汚泥処理車が必要だ。台湾の下水道に蓄積した汚水がさまざまな病気を媒介する生物の発生源になっている」と批判した。
市民からも台風で排水溝に堆積した落ち葉が除去されなかったことが感染拡大の一因だとする声が上がっている。
なお、台南市政府は25日、デング熱に感染した同市北区在住の71歳の女性と78歳の男性が24日死亡したと発表した。これで同市のデング熱による死者は4人になった。
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