ニュース 建設 作成日:2015年8月25日_記事番号:T00058906
間もなく試運転を開始する高雄環状ライトレール(軽軌鉄道、LRT)と2018年開通予定の新北市淡水区の「淡海LRT」沿線では、ここ2年で住宅価格が大幅に上昇した。25日付蘋果日報が報じた。
不動産仲介大手、有巣氏房屋がLRT沿線住宅の上半期実勢価格を調査したところ、高雄LRTのC1(籬仔内駅)周辺では13年上半期の1坪当たり10万3,000台湾元(約37万2,000円)から今年上半期の18万6,000元へと80.6%上昇した。またC8(高雄展覧館駅)周辺では同期間に24.4%、C6(経貿園区駅)周辺では18%上昇した。
全国不動産の林泇廷執行副総経理は、籬仔内駅周辺には瑞隆路商圏があり、買い物に便利だが、築後30年の一軒家が多く、住宅価格はもともと安かったと指摘。また、苓雅区の三多商圏まで車でわずか10分の距離ともあって、元高雄県地域の住民が移り住んできていると話した。
一方、淡海LRTでは、G03(三塊厝駅)周辺の13年上半期の住宅価格は1坪当たり18万8,000元だったが、今年上半期には21万6,000元へと14.9%上昇した。また、G03A(外寮駅)周辺も10.3%上昇した。有巣氏房屋の劉炳耀広報担当は、両駅ともに淡江大学商圏に近く、生活の利便性が良いと指摘した。
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