ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月25日_記事番号:T00058907
7月の商業売上高が5カ月連続の前年同月比マイナス成長を記録するなど、個人消費の停滞がうかがえる上、世界同時株安の影響も懸念される中、百貨店各社は店舗改装後の大型ファストファッション店誘致や、宝飾品、化粧品、レストランなどの大幅な店舗面積拡大で、周年慶(創業祭)セールにおける来店者増を目指す。25日付工商時報が報じた。
遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)傘下のショッピングセンター(SC)、台中大遠百(トップシティー)では5月にオープンしたファーストリテイリング傘下の低価格衣料ブランド「GU(ジーユー)」の他、今後入居するGAP、H&Mといったファストファッションブランドに合計1,200坪の売り場面積を提供する。同SCにはミシュラン認定の飲茶「添好運」の大型店舗も6月にオープンしており、これら大型店が年間10億台湾元(約36億円)の売上増をもたらすと見込んでいる。
また太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の台北市・敦化館(大安区)では創業祭セール前に改装を終える予定で、海鮮ビュッフェ「漢来海港城」やステーキハウスを誘致する他、婦人向けフロアの宝飾品、化粧品売り場面積を全て2倍に拡張する。
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