ニュース その他製造 作成日:2015年8月25日_記事番号:T00058910
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は24日、中国の太陽電池メーカーが第三国で生産能力の拡充を進めており、来年新たな生産ラインが相次いで稼働する見通しで、市場の需給バランスにダメージを与えるとの見方を示した。茂迪(モテック・インダストリーズ)、新日光能源(ネオソーラーパワー)、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)など台湾同業の業績への影響が懸念されている。25日付経済日報が報じた。
トレンドフォースによると、今年の太陽電池市場は比較的需給バランスが取れた状況が続いており、下半期も中国、米国、日本、インド市場の需要に支えられ全体として旺盛な需要が見込まれ、太陽電池メーカー、モジュールメーカーとも生産ラインのフル稼働が予想されている。
ただ最近、人民元相場の下落を受けて台湾メーカーと中国顧客との間で価格交渉が難航し、製品価格の上昇が鈍化している他、中国メーカーが中台以外での生産能力拡充を進めており、来年上半期には需給バランスが崩れ、特に同年第2四半期は市場で製品価格の下落圧力がさらに高まるとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722