ニュース その他製造 作成日:2015年8月26日_記事番号:T00058930
経済部統計処が25日発表した統計によると、製造業の上場店頭公開企業の第2四半期売上高は合計5兆4,436億台湾元(約20兆円)で前年同期比2%減少した。特に石油石炭製品業は国際原油価格低迷を受けて1,858億元で16.4%減、化学材料業は4,398億元で10.3%減と2桁減だった。26日付蘋果日報などが報じた。
製造業の第2四半期純利益は3,099億元で前年同期比0.7%増加した。うち石油石炭製品業は250億元で10.3%増、化学材料業は471億元で7.3%増だった。
一方、コンピューター電子製品・光学製品業の第2四半期売上高は2兆3,554億元で前年同期比3.6%増と業種別で唯一プラス成長だった。純利益は1,333億元で11.2%増だった。
経済部統計処の黄麗静科長は、製造業は第1四半期売上高はプラス成長が多かったが、海外の需要鈍化で輸出が不振となり、非需要期の第2四半期は減収となったと指摘。ただし、純利益率は向上したと強調した。純利益率は5.7%だった。
一方、製造業の第2四半期研究開発(R&D)費は1,377億元で前年同期比5.9%増加した。対売上高比は2.5%と過去最高だった。企業別では、▽台湾積体電路製造(TSMC)、166億元(対売上高比8.1%)▽鴻海精密工業、123億元(1.3%)▽聯発科技(メディアテック)、109億元(23.2%)▽群創光電(イノラックス)、36億元(3.9%)▽宏達国際電子(HTC)、36億元(10.9%)──だった。
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