ニュース 電子 作成日:2015年8月26日_記事番号:T00058937
26日付電子時報によると、電子製品受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が成都工場のノートパソコン生産ラインを江蘇省昆山工場へ移管するとの観測が出ている。部品サプライヤーは既に通知を受け取ったとされるが、コンパルは観測に対しコメントを控えている。
今回の生産調整について業界では、コンパルの重要顧客である聯想集団(レノボ)とデルが成都からの出荷量を減らしていることによる生産効率の改善が主因とみられている。
レノボは既にノートPCの主要生産拠点をコンパルと合弁で安徽省合肥市に設置した聯宝(合肥)電子科技(LCFC)に移している他、デルも中国西部からの出荷比重を減らし、生産の中心を沿海地区に移している。
このためコンパルが2011年に成都工場で生産を開始した当初に掲げたノートPCの出荷目標「13年までに2,000万台」はいまだ未達となっている。
なお成都工場の生産能力を移管した後、コンパルの昆山工場におけるノートPCの生産比率は70%を超える見通しだ。
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