ニュース 電子 作成日:2015年8月26日_記事番号:T00058940
鴻海精密工業とタッチパネル用薄膜材料を手掛ける米シーマナノテックは25日、40〜100インチの超大型タッチパネル市場参入に向け、合弁会社「シーマタッチ」を設立すると発表した。26日付経済日報が報じた。
両社は合弁会社の出資額、生産能力など詳細は明らかにしていないが、鴻海が出資する日本の堺ディスプレイプロダクト(SDP、旧シャープ堺工場)で生産する電子黒板や広告看板などに使用される超大型ディスプレイに対するタッチパネルの需要が高まっているため、川上材料メーカーとの統合を決めたとみられる。
シーマナノテックは主にナノシルバーを使用した超大型タッチパネル用薄膜材料を供給しているが、鴻海傘下のタッチパネルメーカー、業成科技(GIS)は昨年、シーマナノテックとは異なるメタルメッシュ技術の採用を決めている。これについて経済日報は、超大型タッチパネル市場における主流技術が確定していない中で、鴻海は両方の技術を試みていると指摘した。
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