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南部のデング熱、別型ウイルスで拡大懸念


ニュース 社会 作成日:2015年8月27日_記事番号:T00058948

南部のデング熱、別型ウイルスで拡大懸念

 台南市のデング熱感染は拡大の一途をたどり、27日午前で確定症例は2,381例となり、死者は4人に上った。また、1歳以下の乳児の感染も5例報告された。専門家によると、台南市と高雄市で感染が広がっているデングウイルスの型は異なり、これが相互に拡大すれば、重症化の恐れがあるという。27日付蘋果日報が伝えた。


デング熱確定症例は台南市37区のうち30区に広がった(27日=中央社)

 デングウイルスには1型から4型まであり、台南市で流行しているのは2型のデングウイルスで、高雄で昨年と今年に流行している1型とは異なる。

 専門家は「もし台南と高雄で相互感染が起き、併発型のデング熱を発病すれば、死亡率が5割に達することもあり得る」と警告した。高雄市では台南市との境界付近で既に2型ウイルスの感染者が見つかっているという。