ニュース 政治 作成日:2015年8月27日_記事番号:T00058950
野党・台湾団結聯盟(台聯)の立法院議員団は、与党国民党の地方組織が公有地を不当に占拠しているとする証拠を次々と告発している。
27日付自由時報によると、台聯は26日、国民党の新北市石門区、貢寮区の支部が公有地を30年以上も占拠していると指摘した他、台北市南港区の支部も国民党が保有している土地所有権は1.2坪しかないにもかかわらず、南港区公所(区役所)2階の77坪のスペースを月額わずか1万3,000台湾元(約4万8,000円)で賃借していると指摘した。
台聯議員団の頼振昌総召集人は「国民党は公有財産を盗んでおり、強盗のようなやり口だ」と批判した。
頼召集人によると、国民党は1985年から南港区公所を使用しており、91年に台北市政府が返還を求めたが、国民党は1.2坪の土地所有権を盾に拒否。現在も裁判で係争中だ。
これに先立ち台聯は25日にも、国民党の総統候補、洪秀柱氏の東部訪問に合わせ、同党の花蓮県本部、花蓮県吉安郷、台東県関山鎮の支部が公有地を占拠していると告発していた。
台聯の立法院議員団の周倪安幹事長(右)は25日、朱立倫新北市長の改革は掛け声だけだと批判した(25日=中央社)
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