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連戦・国民党元主席、近く習近平主席と会談へ


ニュース 政治 作成日:2015年8月27日_記事番号:T00058951

連戦・国民党元主席、近く習近平主席と会談へ

 与党国民党の連戦・元主席が北京で9月1日に中国の習近平国家主席と3回目の会談を行う見通しであることが分かった。連戦氏は中国の抗日戦争勝利70周年記念行事にも出席する。27日付聯合報が伝えた。

 会談の目的は明らかにされていないが、連戦氏の側近、張栄恭氏は「(台湾の)選挙情勢には言及しない」と語った。

 張氏によると、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)から今年2月の段階で口頭で招待があり、検討の結果、記念行事への出席を決めたという。記念行事の一環として開かれる軍事パレードにも出席する予定だという。

 張氏は「連戦氏は抗日戦争の歳月を過ごしており、平和の尊さを知っている。中台の抗日戦争記念行事にいずれも参加する」と述べた。

 行政院大陸委員会(陸委会)は、国民党軍が主役である抗日戦争の歴史を中国側が歪曲(わいきょく)しているとして、中国が主催する軍事パレードへの出席を自粛するよう求めており、連戦氏が中国側の記念行事に出席すれば、論議を呼びそうだ。