ニュース 機械 作成日:2015年8月27日_記事番号:T00058962
東元集団(TECO)は26日、工場の自動化、ネットワーク化を目指す「インダストリー4.0(第4次産業革命)」に対応したスマートモーターを発表した。27日付工商時報が報じた。
邱董事長(左)は、モーターを含む重電事業全体の今年の業績は前年から横ばいと予想した(26日=中央社)
劉兆凱TECO副会長によると、同社のスマートモーターは発電機、配電盤、エアコンプレッサー、ウオーターポンプといった機器とネットワークで結ばれ、同社開発のアンドロイドOS(基本ソフト)、iOS搭載スマートフォン向け監視システムを使えば、スマホだけで機器の監視、診断、保守、情報受信ができる。
邱純枝TECO董事長は、同社は日本で上位5位以内のポンプOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーと提携して、風水力機械に使用できるプレミアム効率(IE3)の高効率スマートモーター監視システムを開発しており、第4四半期に日本へ出荷すると明かした。台湾の鉄鋼、製紙OEMメーカーにもスマートモーターを順次導入する。
邱董事長は、小型モーターの下半期出荷は安定的だが、大型モーターは中国での政府調達受注減少や原油価格低迷による石化産業の需要不振の影響を受けており、年内は受注獲得に注力すると表明した。
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