ニュース 食品 作成日:2015年8月27日_記事番号:T00058963
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は26日、輸入食品に含まれる放射性物質許容量を定めた基準の名称を「食品中原子塵或放射能汚染安全容許量標準」に変更し、全食品のセシウム基準を厳格化する他、日本から大量に抹茶、緑茶が輸入されていることを受けて、食品項目に「飲料・容器入り飲料水」を追加すると発表した。新基準は早ければ10月末から適用になる。27日付聯合報が報じた。
TFDAは、基準改正は世界の最新の管理・リスク評価基準を参考にしたと説明した(26日=中央社)
姜郁美TFDA署長は、新基準は日本に合わせ、世界的に見ても厳しいものになると説明した。
新基準では、乳製品または乳幼児用食品に含まれるセシウム134と137合計の許容基準が1キログラム当たり50ベクレルへと、現在の370ベクレルから7.4倍厳しくなる。ヨウ素131の許容基準は従来通り同55ベクレルで据え置く。
「飲料・容器入り飲料水」は、セシウム134と137合計の許容基準は1キロ当たり10ベクレル、ヨウ素131は同100ベクレルとなる。
「その他食品」のセシウム134と137合計の許容基準は1キロ当たり100ベクレルへと現在の370ベクレルから3.7倍、ヨウ素131は同100ベクレルへと現在の300ベクレルから3倍厳格化される。
姜署長は、基準厳格化と東日本5県産食品の段階的輸入解禁を検討していることは関係ないと強調。福島県以外の4県産の食品輸入を解禁するかは依然検討中だと述べた。
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