ニュース 電子 作成日:2015年8月27日_記事番号:T00058968
通信キャリア大手、中華電信は26日、台湾マイクロソフト(MS)とクラウド・コンピューティング事業において戦略提携を結んだ。9月1日より共同で事業を推進する。27日付蘋果日報が報じた。
MSのラルフ・ハウプター中華区主席執行長(右2)は「双方の企業顧客に高付加価値型のクラウドサービスを提供したい」と語った(中華電信リリースより)
両社は今後、政府や企業に対し、ソフトウエア提供の「SaaS(サース)」、コンピューターシステムを構築・稼働させるための基盤を提供する「IaaS(イアース)」、ソフトウエアを構築・稼働させるためのプラットフォームを提供する「PaaS(パース)」といった全方位的で柔軟性の高いクラウドサービスを提供すると同時に、データの合規性、安全性を確保し、台湾における新たな規範を確立したいと抱負を語った。
また中華電信は、機密資料や個人情報を有する政府機関、金融機関、企業がクラウドの導入を検討する際、情報セキュリティーが最大の懸案となると指摘。その上で、中華電信とMSはデータの安全、保護サービスの面で長年にわたる経験を備えており、顧客は安心してサービスを利用できると強調した。
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