ニュース その他分野 作成日:2015年8月28日_記事番号:T00058977
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した8月の消費者信頼感指数(CCI)は86.15ポイントで、前月から3.43ポイント、4カ月連続で下落した。CCIを構成する6項目全てが数値を落とした。このうち「今後半年間の株式投資機会」(73.20ポイント)が、前月から11.30ポイントと最も下落幅が大きかった。台経中心の呉大任主任は、台湾株式市場が大幅に下落して株式投資意欲が大きく後退した2011年当時のようだと述べた。28日付工商時報などが報じた。
それ以外の5項目は下落幅の大きい順に、▽「今後半年間の台湾景気」、77.20ポイント(前月比4.15ポイント下落)▽「今後半年間の耐久消費財購入機会」、103.65ポイント(1.80ポイント下落)▽「今後半年間の家庭経済」、88.40ポイント(1.65ポイント下落)▽「今後半年間の物価水準」、58.70ポイント(1.55ポイント下落)▽「今後半年間の就業機会」、115.75ポイント(0.10ポイント下落)──だった。
台経中心は、「今後半年間の耐久消費財購入機会」と「今後半年間の就業機会」は、依然100ポイントを上回っており「楽観傾向」に分類されるが、失業率上昇や不動産市場の供給過剰が今後の不安要素で、消費者信頼感指数は来月も引き続き下落する可能性があると指摘した。
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