ニュース 電子 作成日:2015年8月28日_記事番号:T00058986
行政院科技会報(BOST)弁公室の連錦漳参事は27日、第4世代(4G)移動通信サービス向け周波数帯域の割り当ては2020年までに1,145メガヘルツ(MHz)となり、モバイル通信に必要とされる1,050MHzを上回り、ネットワークの混雑により通信速度が落ちるといった事態は発生しなくなるとの見通しを示した。28日付工商時報が報じた。
毛治国行政院長は「台湾の4Gユーザー数はサービス開始からわずか1年余りで飛躍的な成長を見せた」と評価した(行政院リリースより)
BOST弁公室は同日、行政院に情報通信環境の整備に関する報告書を提出した。連参事は、政府は13年に行った第1次4G周波数オークションで270MHzを割り当てたが、今年末に行われる第2次オークションで190MHzを、そして220MHzを割り当てる第3次オークションを早ければ来年、遅くとも17年に実施すると表明した。20年までに割り当てられる周波数帯域は交通部が予測する同年に必要な周波数帯域を上回り、十分に需要を満足させられると語った。
なお台湾の4Gユーザー数は既に800万件を突破。今年末には1,000万件に達し、普及率は43%に拡大すると予想されている。さらに20年にはユーザー数が2,800万件に増え、普及率は120%に達する見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722