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TSMCの16ナノ、AMDの次世代GPU受注【表】


ニュース 電子 作成日:2015年8月28日_記事番号:T00058994

TSMCの16ナノ、AMDの次世代GPU受注【表】

 外電によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の次世代GPU(グラフィックスプロセッサー)を受注し、来年量産する予定だ。TSMCの来年の売上高は、16ナノメートル製造プロセスの貢献度が20ナノを上回る見通しだ。28日付蘋果日報が報じた。

 外電によると、AMDの来年の新製品のうち、アーキテクチャ「Zen」を採用するプロセッサーはグローバルファウンドリーズが14ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスで生産し、GPU「アークティックアイランド/グリーンランド(コードネーム)」はTSMCが16ナノFinFETプロセスで生産する。AMDのライバル、エヌビディアの次世代GPU「パスカルGP100」もTSMCの16ナノFinFETプロセスを採用している。

 TSMCの16ナノプロセスは、アップルのプロセッサー「A9」、クアルコムが近く発売する「スナップドラゴン820」、聯発科技(メディアテック)の「ヘリオX30」など受注が相次いでいる。ただ、今年はアップル以外のスマートフォン上位機種の販売が不振だ。