ニュース 社会 作成日:2015年8月31日_記事番号:T00059001
日本のAV女優、波多野結衣の写真を使用した交通系ICカード、悠遊カード(イージーカード)が議論を呼ぶ中、コンビニエンスストア大手4社のセブン−イレブン、全家便利商店(台湾ファミリーマート)、OK便利店、萊爾富(ハイライフ)は30日までに、問題のカードの販売を拒否すると表明した。蘋果日報などが連日報じた。
悠遊卡公司は、「天使バージョン」はヤフー奇摩網站で独占販売し、「悪魔バージョン」(写真)と「新天使バージョン」の販売場所は31日話し合う(中央社)
同カードの運営会社、悠遊卡公司は当初、9月1日以降、コンビニで2種類を段階的に発売し、ジャケット写真が問題になった1種類「天使バージョン」については、ネット販売すると説明していた。コンビニ各社は「論議があるため、販売しないことを決めた」と説明した。
この他、台北都市交通システム(MRT)の運営会社、台北大衆捷運(TRTC)も29日、「現時点で販売するつもりはない」と表明した。
一方、今回の問題では台北市議会で与野党から悠遊卡公司の戴季全董事長の辞任を求める声が上がっているが、柯文哲台北市長は「董事会が戴氏を支持するかどうかを見守りたい。台北市は大株主にすぎず、個別の案件について処理は行わない」と述べた。台北市とTRTCは合計で悠遊卡公司に40%を出資している。
柯市長はまた、戴董事長と面会した席上、「悠遊卡公司が全額民間出資の会社であれば、マーケティングは100点だが、政府出資の色彩がある以上、議会の監督を受けなければならず、上司に政治危機をもたらす」と苦言を呈したとされる。
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