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ワンハイラインズ、チリ企業とペルーで合弁


ニュース 運輸 作成日:2015年8月31日_記事番号:T00059005

ワンハイラインズ、チリ企業とペルーで合弁

 海運大手、万海航運(ワンハイラインズ)は28日、チリを拠点とするウルトラマールグループ傘下の海運会社トランストタル(Transtotal Agencia Maritima)と、合弁会社「ワンハイラインズペルー」を設立すると発表した。同社を南米航路の主要営業拠点とする考え。なお、同社が海外で事業拡大を目的に合弁を行ったのは今回が初めてだ。29日付経済日報が報じた。


合弁を発表したワンハイラインズの陳力副董事長(右1)とウルトラマールグループの幹部ら(ワンハイリリースより)

 高国隆ワンハイ管理部協理によると、トランストタルは以前よりチリでワンハイの代理店業務を請け負っており、今回は合弁会社として新たな一歩を踏み出すと述べた。ワンハイの出資比率は51%だ。

 ワンハイは2011年より中南米で海運事業を展開し、現在では同市場の売上比率が5%を占めるに至った。陳力同社副董事長はペルー進出の決め手として、アジアとブラジル、チリをつなぐ地理的位置や、中南米諸国の中でも経済的パフォーマンスが高いこと、世界最大の漁業生産量、鉱物資源の産出などの点を挙げた。
同社は現在世界20カ国、148拠点で展開しており、上半期売上高は31億6,400万台湾元(約120億円)で前年同期比8割増となった。