ニュース 運輸 作成日:2015年8月31日_記事番号:T00059006
交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は28日、台北駅と桃園国際空港などを結ぶ台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)の開通時期について、これまで目標としていた今年末から2016年3月に延期すると正式に発表した。これに先立ち陳建宇交通部長が「年末開通は不可能」と発言していた。胡湘麟高鉄局長は延期理由について、システム統合テストの進行の遅れを挙げた。延期は5回目となった。29日付経済日報が報じた。
システム統合テストは全43項目中42項目は既に完了しているが、全線のダイヤ運行に関する最後の1項目で、通信不具合で電車に急ブレーキがかかるトラブルなどが起き、また、信号ソフトウエアの更新の遅さに関する問題などから安定性が不十分で、今年3月に終了を予定していたテストを依然続けざるを得ない状況だ。
区間では、環北駅(桃園市中壢駅)から林口駅までが今年7月にテストを完了したものの、台北駅から林口駅までがまだ残っている。
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