ニュース 電子 作成日:2015年8月31日_記事番号:T00059014
アップルが米サンフランシスコで9月9日(現地時間)に開催するイベントで発表が予想されている、スマートフォン次世代機種「iPhone6s」について業界関係者は、同月18日とみられる第1弾発売国・地域に台湾も含まれる可能性が高いと指摘した。またアップルは今後、台湾に直営ストア「アップルストア」を開設するとの観測も出ている。29日付経済日報などが報じた。
iPhone新機種は4.7インチのiPhone 6sと5.5インチのiPhone6sプラスが用意され、現行のiPhone6/6プラスからスペックが向上する他、指先が加えている圧力の強さを感知する「Force Touch(感圧タッチ)」技術を導入するとみられる。
なおiPhoneの生産を手掛ける鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)はiPhone6sの発売に備え、7月より中国で両社合わせて15万人を超える過去最大規模の人材採用を行っている。経済日報によると、鴻海はiPhone6sプラスの生産を、ペガトロンはiPhone6sの生産を主に手掛けるとされる。
また「Force Touch」の圧力センサーについては宸鴻集団(TPKホールディング)と業成科技(GIS)が主に供給しているとされ、両社は今後大幅な業績成長が予想されている。
この他、iPhone新機種の発売観測を受け、台湾では既に現行機種の値下げが始まっている。通信キャリア大手、台湾大哥大(タイワン・モバイル)のインターネットショップでは、iPhone6の各機種を2,100〜2,600台湾元(約7,800〜9,700円)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)でも128ギガバイト版で3,000元、燦坤3Cは同機種で3,500元の値下げを行っている。
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