ニュース 電子 作成日:2015年8月31日_記事番号:T00059015
産業用コンピューター大手、研華科技(アドバンテック)は28日、パナソニック、自動化部品販売の和椿科技(オーロテック)と、台湾における工場の自動化、ネットワーク化を目指す「インダストリー4.0(第4次産業革命)」関連の商機獲得に向け、提携の覚書(MOU)を交わしたと発表した。29日付経済日報が報じた。
3社は今後、スマート設備に内蔵されたコンピューターベースのスマート制御装置と、イーサネットベースのフィールドバスシステム「EtherCAT」規格のサーボモーターに関する技術交流・提携を進め、共同で開発した新製品をスマート工場、自動化設備向けに提供する。
アドバンテックの黄瑞南・工業自動化事業群副総経理は、同社が開発予定の「インダストリー4.0」関連の自動化製品のうち、運動制御装置の最大の鍵を握るサーボモーターの高効率オープンソースソリューションを、パナソニックとの提携を通じ台湾の電子製造業者やその他産業設備メーカーに提供したいと語った。
パナソニックはアドバンテックとの提携を通じ、川上顧客に対し、より包括的なサーバーソリューションを提供できるようになる。
オーロテックは主にアドバンテック、パナソニックの自動化部品の販売を担う。張長昌・同社董事長は、3社の長期にわたる提携関係により、アドバンテック、パナソニックは台湾で「EtherCAT」ソリューション推進を加速できると期待感を示した。
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