ニュース 電子 作成日:2015年8月31日_記事番号:T00059016
日本メディアの報道によると、経営再建中のシャープが主力の液晶事業を売却する検討に入り、近く鴻海精密工業やジャパンディスプレイ(JDI)と交渉を進めるとみられる。鴻海は28日、日本メディアの報道について「市場のうわさにはコメントしない」とした。29日付蘋果日報などが伝えた。
シャープは液晶事業を分社化した後、出資比率を50%未満に引き下げて、他社から50%超の出資を受け入れ、経営の主導権を手放す方針だ。年内に売却のめどを付けたい考えとされる。売却額は1,000億円を超える可能性もあるようだ。
シャープと鴻海が2012年3月に発表した資本・業務提携は、鴻海がシャープの経営参画にこだわり破談となったとされるが、シャープの高橋興三社長が今年7月31日、液晶事業の分社化、および他社からの出資受け入れを検討すると表明。先日、両社が提携交渉を再開したとの観測が伝えられていた。
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