ニュース 運輸 作成日:2015年9月1日_記事番号:T00059033
日本で今年からスタートした無料対話アプリ「LINE(ライン)」を通じてタクシーの配車を依頼できるサービス、「LINE TAXI」が台湾にも導入されるとの観測が出ている。LINEの台湾広報部はコメントを控えているものの、交通部は同社から同サービスについて問い合わせを受けたと明らかにした。1日付自由時報が報じた。
LINE Payは昨年12月から台湾で使えるようになり、これまで30社近いネットショップやサービスと提携している(中央社)
LINE TAXIはスマートフォンなどにインストールされたLINEアプリを通じてタクシー会社に、全地球測位システム(GPS)で乗車地点を指定して配車が依頼できるサービスで、支払いも現金ではなく、モバイル決済サービスの「LINE Pay」を通じて行う。
交通部路政司の李昭賢専門委員は、LINE TAXIはタクシー業者と合法的に提携し、運転手からいかなる費用も徴収しないのであれば、乗客の利便性を高めることができるとして、サービス提供が実現する可能性は高いとの見方を示した。
なおLINE TAXIが提携するタクシー会社として業界大手の台湾大車隊の名が挙がっている。同社は、今年初めにLINE側と交渉を行ったことは認めたものの、「自社でも配車アプリをリリースしているため、顧客が重なる」と否定的にコメントした。
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