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AUOとイノラックス、車載用パネル出荷好調


ニュース 電子 作成日:2015年9月1日_記事番号:T00059042

AUOとイノラックス、車載用パネル出荷好調

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は今年の車載用パネル出荷が前年比30%以上増える見通しだ。AUOが自動車メーカーの純正品を主力とする一方、イノラックスは中国のアフターマーケット(AM)市場に注力している。1日付経済日報が報じた。

 向富祺AUO執行副総経理は、車載用パネルは成長が続いている数少ない分野で、日本、ドイツ、米国、韓国など大手自動車メーカー向けに出荷していると語った。特に世界で初めて開発したダッシュボード用の高解像度12.3インチ計器盤ディスプレイは大手が続々と採用し、好評を博していると述べた。8〜10インチの中央情報ディスプレイ(CID)なども出荷増が続いている。

 一方、イノラックスは、高い色純度の8インチCID、大手メーカーの衝突テストを通過した後部座席用10.2インチマルチタッチ対応ディスプレイ、ダッシュボード用の12.3インチ高輝度パネルなどを発売している。

 郭正夏イノラックス協理は、中国は経済減速、株価大幅下落で自動車販売が一部停滞しているものの、車載用パネルの浸透率は50%まで高まっていると指摘した。