ニュース 金融 作成日:2015年9月2日_記事番号:T00059061
金融監督管理委員会(金管会)の最新統計によると、8月の外資純流出額は34億8,200万米ドルで、2011年9月以来47カ月ぶりの高水準となった。外資純流出は3カ月連続で、3カ月累計の純流出額は90億7,700万米ドルと、年初〜5月末の純流入額123億8,200万米ドルの73.3%が台湾から引き揚げた計算だ。2日付工商時報が報じた。
台湾株式市場の加権指数は今年4月、一時15年ぶりとなる1万ポイントを突破し、金管会も外資の貢献が大きかったと認めていた。年初〜5月末の外資純流入額は同期の過去最高を更新した。
しかし第2四半期末から中国、香港の株価が下がり始めたことで、6月から台湾で外資の純流出が始まり、台湾の加権指数は6月1日の9,625ポイントから8月は一時7,500ポイントを割り込んだ。
台湾の加権指数は8月28日、国家金融安定基金管理委員会(国安基金委員会)の買い支えなどで8,000ポイントを回復した。金管会は台湾株価は今週さらに回復するとみていたが、9月1日終値は8,017ポイントと前日比157.36ポイント下落した。金管会の曽銘宗主任委員は、今後も外資と市場の動向を見守る必要があると述べた。
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