ニュース 建設 作成日:2015年9月2日_記事番号:T00059063
商用不動産市場で売却ラッシュが起きている。中でも下半期に売却される主要5物件の売却価格は合計で少なくとも813億台湾元(約3,000億円)に上る見通しだ。2日付工商時報が伝えた。
内訳は9月22日に入札結果が発表される中国信託商業銀行松寿本部ビル(153億元)のほか、新光人寿保険が売却する新光三越百貨の台北信義新天地A8館(280億元)と曼哈頓世貿大楼(90億元)、宏盛建設が売却する宏盛国際金融中心(200億元)、三陽工業(SYM)のT.CBD A4棟(90億元)の計5物件。
商用不動産の今年上半期の取引額は258億元と前年同期を半分近く下回った。売却ラッシュで相場は弱含みが予想されるが、不動産コンサルタント会社、DTZ(戴徳梁行)の顔炳立総経理は「中信銀松寿本部ビルの場合、売価を153億元まで引き下げており、成約を楽観している。過去の輝かしい時代を懐かしんでいては買い手が付きにくい」と述べた。
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