ニュース 電子 作成日:2015年9月2日_記事番号:T00059071
液晶パネル業界では、中国の液晶パネル大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が世界最大の第10.5世代パネル工場の建設を発表したのに続き、韓国のLGディスプレイも第9世代(ガラス基板2,950×2,500ミリメートル)の液晶パネル・有機EL(OLED)パネル混合工場の建設を検討していると報じられ、台湾メーカーは岐路に立たされている。
2日付工商時報は「韓国のパネルメーカーもばかではなく、中国のパネル工場と生産能力や価格で競争することは望んでいない。生産拡大の一方で、世界をリードするアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)技術に経営資源を集中している」と指摘。
台湾メーカーについては「金融危機後の投資規模は以前よりかなり縮小した。今後は日本のパネルメーカーのようにスマートフォン向けのハイエンド製品に活路を見いだすか、生産拡大競争の中で徐々に後退するか、大手2社の対応が注目される」と評した。
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