ニュース 商業・サービス 作成日:2015年9月3日_記事番号:T00059085
台湾食品大手で「元祖食品(GANSO)」ブランドを展開する元祖実業の創業者、張宝鄰氏が中国での投資に失敗し、系列ブランドの店舗を「夜逃げ」同然で閉店し、取引先40社以上の売掛金回収が滞る事態となっている。
閉店したのは張氏が出資する上海展円餐飲管理が展開していた「代官山」「跳舞香水」などの店舗。中国メディアは「代官山の社員が集団で蒸発した」と伝えている。
中国のニュースサイト、人民網によると、上海展円は昨年下半期から取引先への代金支払いが滞るようになり、5月下旬以降、店舗が相次いで閉店したという。ある取引先は「不渡り手形を100万以上抱えており、1,200万人民元(約2億2,800万円)が未回収だ」と話した。
元祖実業は中国での別途店舗展開しているが、中国法人は「上海展円は独立した法人であり、協力、投資、共同経営などいかなる法的関係もない。上海展円の債権債務とは一切無関係だ」との声明を出した。
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