ニュース 機械 作成日:2015年9月3日_記事番号:T00059090
航空機・部品大手の漢翔航空工業(AIDC)と長栄航宇精密(EGAP)は、経済部主導の下、千附実業(チェンフル・インターナショナル)、晟田科技、長亨精密(CHPC)、駐龍機密機械(DPI)、拓凱実業(トップキー)といった業界団体の台湾区航太工業同業公会所属企業、および東台精機(東台マシン&ツール)、友嘉集団(フェアフレンドグループ)など工作機械大手メーカーと共同で「航空機用部品加工4.0連盟」の創設を計画している。3日付工商時報が報じた。
経済部工業局は、航空機関連メーカーは現在、輸入工作機械を主に使用しているが、こうした製品は受注に有利に働く一方で購入価格が高く、メンテナンスの際の待機時間が長いというデメリットがあると指摘。このため「航空機用部品加工4.0連盟」を通じて台湾の工作機械メーカーが直面する、安定性、剛性、精度の不足、マンマシンインターフェースの操作困難といった問題を解決し、ハイエンド市場参入を促したいと説明した。
同計画について千附実業の張瓊如董事長は、「当社では航空機エンジンのクランクケース加工に日本ヤマザキマザックのCNC工作機械を使用しているが、台湾製に変更する場合、精度と耐用性において国際基準を満たすことが採用の必須条件となる」と語った。
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