ニュース 電子 作成日:2015年9月4日_記事番号:T00059121
中華電信は第4世代移動通信(4G)のユーザーが台湾全土で年内にも1,100万件に達した後、市場が飽和期に入ると見て、新規顧客の獲得でなはく、ARPU(契約1件当たり売上高)の向上に重点を移す構えだ。4日付工商時報が伝えた。
4GのARPUは第3世代(3G)移動通信を30%上回るとの見方もある。しかし、中華電信の石木標総経理「当初4G顧客を獲得するため、キャリアが設計した4Gの料金プランは3Gとほとんど同じもので、3Gのプランをそのまま4Gに平行移動したケースもある。このため、4GのARPUは3Gに比べ10%も上回っていない」と述べ、4G市場が飽和期に入る来年以降、通信キャリア各社はARPUの向上に努めなければ、増益を確保できないと分析した。
その上で、石総経理は「4Gによるインターネット使い放題プランは来年には廃止されるとみている。段階別料金プランの導入時期は来年が最適だ」と述べた。ただ、段階別料金プランの導入時期がいつになるかは競争の行方によるとした。
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