ニュース 電子 作成日:2015年9月4日_記事番号:T00059126
ノートパソコン市場の不振を受け、華新麗華(ワルシン)グループ傘下のノートPC用プリント基板(PCB)最大手、瀚宇博徳(ハンスターボード)は、中国・重慶市で工場を建設するために取得した用地を清算した。ノートPCの一大製造地である四川盆地一帯からの撤退を決めた初の関連サプライヤーとなった。4日付工商時報が報じた。
ハンスターボードは、グループ企業で同業の精成科技(グローバル・ブランズ・マニュファクチャー、gbm)の重慶工場で市場の需要は満たせると説明した。
精成科技は、四川盆地一帯に進出するノートPC、受託生産メーカーの経営計画に関してマイナス面の情報が相次いで入ってきている他、同社重慶工場もフル稼働には達していないため、生産能力拡充計画を先送りすると表明した。同工場の月産能力は120万平方フィートで、これを150万平方フィートに引き上げる計画だった。
同業の志超科技(タイワンPCBテックべスト、TPT)も、成都工場(四川省)の月産能力を120万平方フィートから150万平方フィートまで引き上げるとしていたが、いまだ実行していない。
この他、スズ溶接世界3位、台湾最大手の昇貿科技も、重慶工場の清算を検討している。
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