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LED業界、「来年は谷底脱出へ」


ニュース 電子 作成日:2015年9月4日_記事番号:T00059127

LED業界、「来年は谷底脱出へ」

 発光ダイオード(LED)メーカー、隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)の蘇峰正董事長は、今年はフィリップスによるLED電球価格引き下げによって末端価格全体が影響を受け、サプライチェーンが在庫調整を余儀なくされているが、今年が谷底で来年は回復に向かうとの見通しを示した。4日付工商時報が報じた。

 蘇董事長は、サプライチェーンの在庫調整はあと1〜2四半期ほど続くと指摘した。一方、同社の設備稼働率は80%まで回復しており、第3四半期の売上高は前期より増え、今年通年では前年からほぼ横ばいになると予測した。

 一方、LEDチップ最大手、晶元光電(エピスター)の周銘俊総経理は、LED照明用の受注に大きな変化はなく、テレビのLEDバックライト用はやや改善したとの見方だ。来年は今年より業績が上向くことを期待したいと語った。