ニュース 金融 作成日:2015年9月7日_記事番号:T00059137
中央銀行(中銀)が4日発表した8月末の外貨準備高は4,247億9,100万米ドルで前月比28億3,500万米ドル増加し、5カ月連続の増加で過去最高となった。中銀外匯局の顔輝煌局長は、運用収益に加え、ユーロが対米ドルで2.59%上昇、日本円が2.49%上昇したためと説明した。5日付工商時報などが報じた。
世界同時株安で8月の外資の純流出は34億8,400万米ドルと過去47カ月の最大となり、過去3カ月の合計は90億7,700万米ドルに上った。8月末時点の外資が保有する台湾の株式・債券と台湾元建て預金残高の合計は2,507億米ドルで、前月比269米ドル減と3カ月連続で減少した。外貨準備高の59%相当に低下し、過去18カ月で最も低かった。
顔局長は、アジアの主要通貨が大幅に下落し、株価も大幅下落したが、1997年のアジア通貨危機や2008年の世界金融危機のような事態は再発しないとの見方を示した。
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