ニュース 建設 作成日:2015年9月7日_記事番号:T00059141
台北市の高級住宅市場では、中央銀行による高級住宅の購入に対する銀行融資上限の規制、房屋税(建物固定資産税)の引き上げ、「高級住宅加価課徴房屋税」(豪邸税)の導入などを受け販売が低迷する中、賃貸向け物件供給が増えており、特に信義計画区でこういった傾向が強まっている。7日付工商時報が報じた。
信義計画区の高級マンション「冠徳遠見」では現在、13戸が賃貸に出されており、家賃は平均して月13万〜15万台湾元(約47万〜55万円)となっている。
また同区内の「宝徠花園広場」、「台北信義」でもそれぞれ5戸が賃貸に出されており、うち宝徠花園広場では今年5月に5階の物件が家賃21万元で、台北信義では今年6月に20階の物件が45万元で契約成立した。
一方、台北市中山区の大直地区にある高級マンション「宜華国際」では全198戸中、既に100戸近くが売却され、60戸以上で引き渡しを終えている。平均成約価格は1坪当たり約200万元だが、最高階の物件がこのほど、市内最高級マンションとして知られる「宏盛帝宝」(大安区)と同水準となる1坪当たり280万元を超える価格で成約した。不動産業者によると同地区には大安区、信義計画区と並ぶ高級住宅地が形成されているという。
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