ニュース 医薬 作成日:2015年9月7日_記事番号:T00059145
台湾製の医薬品原料に来年1月からGMP(適正製造規範)認証の取得が義務付けられることになり、台湾臨床薬学会の王春玉理事長は「病院で臨床に必要な100種類以上の調合薬品は、原料がGMP認証を取得することはあり得ないものであり、政府は特例認可などの方法で解決を図るべきだ」と呼び掛けた。6日付中国時報が伝えた。
王理事長は「一部の医薬品は必要とする患者が少ないため、製薬会社が生産しようとせず、病院の薬局で薬剤師が調合している」として、実際例としてペニシリンの過敏試験薬などを挙げた。
業界関係者は「歴史が古い薬や原料生産国にGMP認証がない場合、認証取得は困難だ」と指摘。台湾製薬工業同業公会の陳威仁理事長は「市中の医薬品原料の99.5%はGMP認証を取得済みだが、残る0.5%が問題だ」と指摘した。
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