ニュース 社会 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059156
衛生福利部疾病管制署(疾管署)によると、台湾全土での今夏(5月以降)のデング熱確定症例は7日までに前日比364件増の6,312件となり、6,000件の大台に乗った。地域別では依然、台南市(5,586件)、高雄市(635件)に集中している。8日付中国時報が報じた。
同署は台南市に指揮所を設置することを決め、郭旭崧署長が同日深夜に現地入りした。台南市政府への支援を強化し、今月中にも感染拡大に歯止めをかけたい構えだ。郭署長は感染収束まで台南にとどまる予定だ。
デング熱対策にとって最大の敵は雨だ。8月の台南市の降雨量は629.6ミリで、過去30年の平均(395.1ミリ)を大幅に上回り、8月23日から31日までの連続降雨でできた水たまりは、蚊の幼虫であるボウフラの温床となった。
専門家は、前線や台風の影響で雨が降りやすい状況が続けば、感染防止作業はさらに困難になり、患者数はさらに増加しかねないと警告した。
予報によれば、台南では今後1週間、にわか雨を除けばおおむね晴れか曇りの天気が見込まれ、対策には適した環境となりそうだ。
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