ニュース 商業・サービス 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059162
家電量販店、燦坤3Cは、傘下の燦星文創が経営する鍋料理ブランド「喆喆蒸煮鍋」の全3店を近く閉店すると明かした。8日付工商時報が報じた。
「喆喆蒸煮鍋」の上半期損失額は3,126万台湾元(約1億1,000万円)に上った。燦星文創の楊文芳董事長は、台湾は鍋料理店が多く、競争が激しいため、熟考した上で撤退を決めたと説明した。
燦坤3Cはインターネット通販普及によるシェア侵食を受け、2013年に飲食事業への参入を決定。10年で20の飲食ブランドを創設する目標を掲げた。同年10月には傘下飲食ブランドの一部店舗を併設する複合型店舗の1号店を台北市内湖区にオープンした。
楊董事長によると、燦星文創は現在6つの飲食ブランドを経営し、店舗数は計10店余り。各ブランドとも店舗数が少なく、経営規模が小さい他、昨年の食品汚染事件で消費者の外食意欲が減退したこともあり、6ブランドとも依然黒字転換できておらず、上半期は計1億2,000万元以上の赤字を計上した。
楊董事長は、下半期は飲食事業をより慎重に展開しており、赤字は上半期より縮小すると予想した。また「10年で20ブランド」の目標に変わりはないと強調した。
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