ニュース 商業・サービス 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059163
商業発展研究院(商発院、CDRI)が7日発表した7月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は95ポイントで前月比2ポイント下落、過去2年11カ月で最低だった。景気信号は5カ月連続で景気後退傾向を示す「黄青」だった。8日付工商時報などが報じた。
同指標を構成する3項目の指数は軒並み下落した。「証券市場」は97ポイント、「経営状況」は99ポイントでそれぞれ前月から2ポイント下落、「労働力・賃金」は99ポイントで1ポイント下落した。
商発院は、7月の小売業は家電の販売が好調で、飲食業は清涼飲料の販売好調が続いたが、卸売業は日本からの製品調達減少、国際鉄鋼価格低迷で売上高が伸びず、商業売上高に影響したと説明した。
商発院は、8月は父の日(8月8日)や旧暦7月7日の七夕情人節(8月20日)などが追い風となり、小売業、飲食業の売り上げ成長が期待でき、商業・サービス業の景気動向指数は98ポイントに、9月は新学期シーズン、中秋節(今年は9月27日)連休が個人消費を刺激し、景気動向指数は100ポイントに上昇し、景気信号は景気安定を示す「緑」を回復すると予測した。
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