ニュース 食品 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059167
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は7日、台湾でもトランス脂肪酸の使用を全面禁止する衛生基準を早ければ今年末にも公告すると予告した。公告から全面禁止までには3年後の移行期間を設ける。
フライドポテトや菓子類などはサクサクした食感を出すためトランス脂肪酸を含む油脂が使用されることが多い(7日=中央社)
トランス脂肪酸の使用全面禁止は、「食用硬化油衛生基準」草案に盛り込まれた。今後2カ月で異議申し立てがなければ、予定通り公告される。
トランス脂肪酸は心血管の疾病リスクを高めると指摘されており、米国は2018年以降、トランス脂肪酸の発生源となる油の食品への使用を原則禁止することを既に決めている。台湾もこれに追随する格好だ。全面禁止後には食品安全衛生管理法に基づき、違反者に3万~300万台湾元(約11万〜1,100万円)の罰金が科される。
これに先立ち、TFDAは今年7月、食品表示ルールを見直し、トランス脂肪酸が食品に100グラム当たり0.3グラム以上含まれる場合、表示を義務付けた。
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