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タッチパネルの業成、8月3割増収


ニュース 電子 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059174

タッチパネルの業成、8月3割増収

 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のタッチパネルメーカー、業成科技(GIS)が7日発表した8月売上高は前月比35.58%増、前年同月比38.76%増の87億1,500万台湾元(約320億円)で今年最高となった。今月18日の発売と観測されているアップルの新機種「iPhone6s」向け圧力センサー(フォースタッチ)の出荷好調に加えて、小米科技(小米、シャオミ)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)向けの出荷増が売上高を押し上げた。8日付経済日報が報じた。

 サプライチェーン関係者によると、業成は今年、小米向けにスマートフォン用タッチパネルの多くを供給しているほか、ファーウェイにはスマホ用4〜6インチ製品を独占的に供給している。同社の成都工場はフル稼働で、供給が追い付かない状態だ。

 業成はアップル製品ではiPhone6sの他、今後発売が見込まれる12.9インチディスプレイの「iPad Pro」や次世代iPad mini向けのタッチセンサーの受注を獲得している。

 証券会社は、業成は年末まで受注見通しが立っており、第3四半期売上高は前期比6割増が見込め、第4四半期もプラス成長が続くと予測した。