ニュース 電子 作成日:2015年9月8日_記事番号:T00059177
DRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が7日発表した8月売上高(暫定値)は前月比5.5%減、前年同月比27.3%減の48億8,200万台湾元(約180億円)だった。南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の8月連結売上高は前月比1.9%増、前年同月比19.3%減の35億9,600万元だった。イノテラの前年同月比2桁減収は6カ月連続、南亜科技は3カ月連続。8日付自由時報などが報じた。
証券会社は、DRAM需要減少と販売価格下落の影響で、イノテラと南亜科技は第3四半期に前期比で減収減益になると予想。ただ▽販売業者の在庫補充▽DRAMスポット価格下げ止まり気配▽台湾元安による為替差益──で、両社の業績は予想より良くなる可能性があるとした。
なお、半導体メモリー大手の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の8月連結売上高は前月比3.9%増、前年同月比1.4%減の32億1,600万元、旺宏電子(マクロニクス)は前月比2.5%増、前年同月比3.5%減の18億9,800万元だった。
ウィンボンドは、第3四半期は需要期ながら需要不振だが、NOR型、NAND型フラッシュメモリーの応用拡大で市況は安定している他、特殊DRAM価格は比較的安定しているため、同社の業績は小幅成長が見込めると予想した。
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