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電気料金、10月から2.33%値下げ【表】


ニュース 公益 作成日:2015年9月9日_記事番号:T00059187

電気料金、10月から2.33%値下げ【表】

 経済部は8日、10月1日より電気料金を1キロワット時(kWh)当たり平均2.8852台湾元から2.8181元(約10.4円)へ、2.33%引き下げると発表した。1カ月の電気使用量が400kWh前後の世帯の場合、約27元の負担減となる。9日付経済日報が報じた。

 なお料金値下げが省エネに影響を及ぼさないよう、電気使用量が月1,001kWh以上の世帯については1kWh当たり5.28元、月1,501kWh以上の小規模商店についても同5.31元を維持する。一方、使用量が月120kWh以下の世帯、月330kWh以下の小規模商店の場合、下げ幅は5%に達する見通しだ。

 沈栄津経済部次長は、エネルギー価格の下落は4月1日に行った電気料金値下げに反映したため、今回の下げ幅は小幅なものとなり、内需刺激効果は大きくないとの見方を示した。ただ、4月には負担減を実感できる7.34%の値下げを行っており、今回の値下げを合わせた今年累計の平均下げ幅は9.66%と1割に迫っている。


能源局(エネルギー局)の林全能局長(左)は「今回の値下げは社会的弱者支援と省エネ促進を両立させた」と強調した(8日=中央社)