ニュース 金融 作成日:2015年9月9日_記事番号:T00059192
金融監督管理委員会(金管会)は8日、中国の中国農業銀行の台北事務所設立を認可したと発表した。中国の銀行としては5行目の台湾進出となる。9日付経済日報が報じた。
金管会によると、中国農業銀行は中国の大型商業銀行で、2014年7月発行の英金融専門誌「ザ・バンカー」によると、総資産は世界7位、中核的自己資本(Tier1)は世界9位。また日本、米国など経済協力開発機構(OECD)加盟国に拠点を持ち、かつ拠点設置から2年以上経過していることから、事務所設立条件を満たしている。中国農業銀行の台北事務所の主な業務は、台湾にある銀行および顧客との連絡、台湾金融市場の情報収集などで営業活動は行わない。
中国農業銀行の李振江副行長は今年4月の訪台の際に、例えば同行蘇州分行の顧客の3割以上が台商(中国に進出する台湾企業)で、台湾での事務所設立は台商に対するサービス強化のためと語った。
台湾には現在、中国銀行、交通銀行、中国建設銀行の台北支店、および招商銀行の事務所がある。
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