ニュース 電子 作成日:2015年9月9日_記事番号:T00059204
パソコン大手、米デルの創業者で最高経営責任者(CEO)のマイケル・デル氏はこのほど、インドで開かれた記者会見に出席し、今後5〜7年で世界のPC市場は、聯想集団(レノボ)、ヒューレット・パッカード(HP)、デルの上位3ブランドが80%のシェアを握るようになると発言した。これについて9日付蘋果日報は、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)が買収されることを示唆したものと指摘している。
市場調査機関IDCの統計によると、今年第2四半期の世界PC市場におけるブランド別出荷シェアは、1位のレノボ、2位のHP、3位のデルを合わせて53.3%となっている。5位のエイサーのシェアは6.6%、ASUSは6.5%だ。
また急速に性能を向上させるタブレット端末やスマートフォンがPC市場の縮小につながっているが、デル氏は「市場の縮小は3大ブランドのさらなるシェア拡大を後押しすることになる」と指摘した。
ただASUSの沈振来(ジェリー・シェン)執行長は先ごろ「2017年までにPC業界におけるサバイバルレースに決着が付き、その際、同社は業界3位の座を確保している」との見通しを示した他、エイサーの陳俊聖(ジェイソン・チェン)執行長も「最終的に勝者となることを信じる」と語っている。
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